水回りの掃除

【お風呂のドア掃除方法】黄ばみもカビも白い汚れもスッキリ!3ステップで落とす方法

お風呂のドア の白い汚れを落とす方法

浴室のドア掃除って、意外と見落としがちですよね。気づいたときには、すでに白いモヤモヤ汚れや黄ばみ、しまいにはカビが生えていることも。

そもそも掃除しても、

また白いモヤモヤが出てきた!

いつもの洗剤だけではキレイにならない

という方も多いはず。

実は、ドアには4種類の汚れが付着しており、正直1つの洗剤だけでは落とせないという現状があります。

本当は「この洗剤1つで、すべての汚れを落とせます!」と言いたいところ。しかし、汚れによって反応するものが違うためなかなかそれは難しいです。

でも、安心してください!

よくきた

ドラックストアで売ってる洗剤で落とせます!

テクニック要らず&安価な商品を使っていきますので、ぜひ参考にしてみてください!

浴室のドアの汚れは1つの洗剤で落ちない理由

いつも使っている洗剤だけでは落ちない!と困っている方がほとんどでしょう。

なぜ落ちないかというと、浴室のドアには4種類の汚れが付着しているからです。汚れの性質が違えば、反応する洗剤も違ってきます。

よって、性質の違う洗剤が2つ以上必要なのです。

まずは、どんな汚れが付着しているか見ていきましょう!

ドアには石けんカスと水垢が付着しています。しかもそれぞれ2種類に分けられます。

石けんカス
①酸性石けん→皮脂汚れと石けん成分が結合したもので灰色でヌルヌル。性質は酸性
②金属石けん→ミネラル成分の石けん成分が結合したもので白い粉末状。性質はアルカリ性

水垢
①カルシウムスケール→カルシウムと不純物が結合。非常に硬く軽く擦るくらいで落ちない
②シリカスケール→ケイ素と不純物が結合。濡れると消えて乾くと白く出現し、コンクリート並みに硬く簡単には落ちない

よって

  1. アルカリ性の洗剤
  2. 酸性の洗剤
  3. 研磨剤が入った洗剤

上記3つを使うことで、浴室のドアの汚れのすべてを落とすことができます。

浴室のドア掃除に使う洗剤は3つ

  1. アルカリ性の洗剤
  2. 酸性の洗剤
  3. 研磨剤が入った洗剤

具体的な洗剤を挙げます。

①アルカリ性の洗剤…カビキラー、カビハイター

②酸性の洗剤…激落ちくんのクエン酸、お風呂用ティンクル お酢のチカラ

③研磨剤入りの洗剤…ジフ、クリームクレンザーならOK


ちなみに、酸性の洗剤は売っているドラックストアが少ないです。見つけたら即買いしてもいいくらい!

水垢は酸性の洗剤が、とても効くので一家に1つは常備しておきたいものです。

よくきた

お風呂のドアの汚れを落とす際は、3つの洗剤の揃えておきましょう

お風呂のドアの汚れを落とす3ステップ

STEP1.アルカリ性の洗剤をつけて擦る

カビキラーやカビハイターで、酸性石けんとカビを落としていきます。

  1. アルカリ性の洗剤を吹き付けて、擦り洗いをする
  2. 全体を擦ったら、10分程放置してから洗い流す

ドアは凸凹しているので、擦り洗い必須です。

スポンジは、100円ショップで売っている水垢用のもので十分です。ただし硬めのスポンジはドアに傷がつく可能性があるため、やわらかいスポンジにしましょう。

また10分つけ置きすることで、カビもしっかり落とすことができます。

Before↓

下部には、黄ばみとカビ、さらにその上には白い汚れがありました。アルカリ性の洗剤後には、黄ばみとカビをしっかり落とすことができました!

After↓(画角が違って分かりづらいですが)

しかし、この段階では白い汚れがまだ残っています。

STEP2.酸性の洗剤をつけて擦る

次に、酸性の洗剤で金属石けんとカルシウムスケールを落としていきます。

  1. 酸性の洗剤を吹き付けて、擦り洗いをする
  2. 全体を擦ったら、10分程放置してから洗い流す

アルカリ性と酸性をまぜると有毒ガスが発生することがあります

よくきた

同日に塩素系洗剤と酸性洗剤を使うことは推奨しません


今日はアルカリ性洗剤を使い、明日は酸性洗剤を使うなどの日をまたいでの使用が良いです。

ただ、どうしても今日終わらせたい!という方は、アルカリ性の洗剤を洗い流したら拭きあげます。その後に酸性洗剤を使用しましょう。

ここまでの時点で、4種類中3種類の汚れを落とすことができました。

Before↓(ステップ1後)

After↓(ステップ2後)

よくきた

ちょっと!Afterの方が汚い気がするんだけど!

4種類中3種類の汚れはしっかり落ちています!だからこそ、まだ落ちていない「シリカスケール」がこんなにもはっきりと出現したのです!それがこの白い汚れです。

シリカスケールはとても硬く、アルカリ性洗剤でも酸性洗剤でも落ちません。

では、どうすればいいのか?

STEP3.クリームクレンザーをつけて擦る

白い汚れの正体は、シリカスケールです。コンクリート並みに硬いと言われており簡単には落ちません。

落とし方は2つあります。

①酸性フッ化アンモニウム配合の洗剤を使う
→ドラックストアなどでは販売しておりません。なぜなら酸性フッ化アンモニウムは劇物扱いだからです。(含有率4%以下なら大丈夫のようですが、業務用の販売がほとんどです)

研磨する

ここは、安全かつ安価でできる「研磨」を選択しましょう!

使う洗剤はジフ!!!ジフでなくても「クリームクレンザー」ならOK!
研磨剤が入っており伸びがいいので使いやすい!

  1. ジフをスポンジにつけて、擦り洗いをする
  2. 擦ったら、スポンジなどで擦りながらシャワーで流す
    (凸凹にクレンザーが入り込んでいるため)

After↓

ものすごく目立っていた白い汚れがなくなりました!

最初はあまり力を入れずに擦ってみてください。
シリカスケールは濡れると消える性質を持っています。落ち具合を確認するためには、一度拭きあげてみるとわかります。

まだ落ち切れていない場合は、再度ジフで擦り洗いをしましょう。

よくきた

わが家のドアは2度ジフで擦り洗いしました

浴室のドア掃除のまとめ

  1. アルカリ性の洗剤で擦り洗い
  2. 酸性の洗剤で擦り洗い
  3. クリームクレンザーで擦り洗い

 塩素系(アルカリ性の洗剤)と酸性の洗剤はまぜないでください!

別日に酸性の洗剤を使うか、塩素系を使ったらドアを拭きあげるかのどちらかを行ってください。

ぜひ、ご家庭で役立ててください!