研磨剤といえば「多目的クレンザー」というほど人気商品!ダイソーやセリアなどの100円ショップで販売しています。SNSでも話題となっている研磨剤ですが、いざ買ったものの
イマイチどんな汚れを落としてくれるのかわからない
取り返しのつかない傷がつかないか心配
などの不安を抱えている方も多いはず!
そこまで身構えなくて大丈夫です!
これまで様々な汚れを多目的クレンザーで落としてきた私が、ここは使える!というものを 5選お伝えしてきます!
また過去失敗してきたこともあるので、失敗した内容とそうならないための対策もお伝えします!
ご家庭で役立ててください!
目次
多目的クレンザーが落とせる汚れは5つ
多目的クレンザーは、「水垢」「サビ」「焦げ」「油汚れ」「湯垢」の5つを落としてくれます。
成分 研磨剤(45%けい酸系鉱物)、潤滑剤(12%グリセリン)、界面活性剤(8%純石けん分)、水、香料 液性 弱アルカリ性
用途【適するもの】自動車(ホイール等)、自転車(ハンドル・サドル・ペダル・ベル等)、洗面台(蛇口等)、 浴室(蛇口・タイル等)、台所(コンロ・シンク・蛇口等)調理器具(鍋・ヤカン等)
【適さないもの】・漆器・金銀等の貴金属製品・天然木製品・革製品・プラスチック製品・つや消し製品・塗装面・テレビ、パソコン・アクリル板 (パッケージ一部抜粋)
物によってはキズがついたり、塗装が剥げたりする恐れがあります。初めて使用する箇所は、目立たないところで1度試してみてから研磨してください
ここの汚れは多目的クレンザーで落とせる
私がこれまで様々な場所の汚れを多目的クレンザーで落としてきました。その中でも
多目的クレンザーで簡単に落ちた!
と感動した箇所5選をお届けします!
・どんなもので擦ると良いか
・注意点
もお伝えしますので、ぜひ試してみてくださいね!
①玄関のもらいサビが落とせる
玄関タイルのもらいサビは超カンタンに取れます!薄いサビなら3秒で落ちます!
これは自転車のスタンドの痕ですね、強烈についてる…
いきなり多目的クレンザーを使って擦りません!意外と水だけで擦ると表面のサビは取れます。大量のクレンザーを使わずに済みますよ。
水とブラシを使って擦り洗いをし表面のサビを落とす
これくらい薄くなりました。ちなみに使ったブラシも100円ショップのものです。
使っているスポンジももちろん100円ショップで購入したものです。1度に付ける多目的クレンザーの量は米粒程。少量でもある程度の範囲を落とすことができます。
・スポンジはやわらかいもの擦ります。硬すぎると傷がつく恐れがあるので、最初はやわらかいものからやってみてください
・スポンジにクレンザーが吸われすぎると研磨力が落ちるので、都度新しい面で擦ってください
・スポンジに水を多く含んだまま擦ると研磨力が落ちます。水洗い後は、一度雑巾などで軽く拭いてからの方がよいでしょう
After
②フライパンや鍋の底の焦げが落とせる
2つ目は、フライパンや鍋の底の焦げです。このくらいの焦げならば5分程で落とすことができます。
やわらかいスポンジに米粒程の多目的クレンザーを取り擦る
滑りが悪い場合は、水を少し足す
底に模様がある場合は、それに沿って擦ると早く落ちます。わが家のは渦状だったため、ひたすらクルクルしながら擦りました 。
・スポンジはやわらかいを使用しましょう。硬いものだとあっという間に傷がつきます
・少量の水を足すことで、擦りやすくなります。ただし多いと研磨力がなくなります
After
黒枠の焦げを落とそうと思ったら、グレーの塗装が取れてしまい白くなってしまいました……
塗装されたところは、絶対に使用しないでください!
③コンロや五徳の焦げが落とせる
3つ目は、コンロ周りの焦げもスッキリ落ちます!
フライパン底の焦げと違って少し工夫が必要になります
さすがに、黒々とした頑固な焦げは一筋縄では落ちません!ただ1つある工程を加えることで、ひたすらゴシゴシ擦らなくてもよくなります!
その工程とは、重曹ペーストを使って焦げをふやかすこと!
Before
作り方は重曹3:水1を混ぜるだけで重曹ペーストの完成!重要なのは硬さ!
ちなみにわが家の場合、五徳2つ分で重曹大さじ10杯以上は使いました。
重曹ペーストは硬すぎず緩すぎず!ヨーグルトくらいがちょうどいいです!
焦げに重曹ペーストを塗りたくっていく
↑コンロの中に重曹ペーストが入らないように、キッチンペーパーで穴を塞いでいます。
↓五徳はラップを使うと便利!ラップを十字に用意してその中心に五徳を置いてから、重曹ペーストをかけると良いです。
乾くのを防ぎたいので、ラップがかけられそうなところはかけましょう。
焦げの度合や場所によって、擦る道具が変わります。
最初は布で擦る!
濃い焦げがなかなか取れない場所は、スポンジのザラザラした面を使用します。おすすめのスポンジは「キクロン」100円ショップで売ってます!緑の面がちょうどいい硬さ。
重曹ペーストで焦げをふやかしたことで、多目的クレンザー単体で使うよりも時短になります!また力の限りゴシゴシしなくて済むので、傷もつきにくいです。
After
↑内側の焦げは8年ものだったため若干残ってしまいましたが、それ以外の焦げは見事に落ちました!
・黒々とした激しい焦げの場合は、重曹ペースト塗って1時間放置してからがよい
・どんな焦げも最初は布で擦りましょう。意外とコンロ周りは傷がつきやすい
・多目的クレンザーの量は、スポンジや布が白くなるくらいからスタート
コンロだから丈夫でしょ!と思ったら…
白丸に囲ったところは、多目的クレンザーの塊をつけて擦ったことにより塗装がハゲました。
ほんの少しだけ多目的クレンザーをつけて擦るか、重曹ペーストをスポンジにつけて擦るかがおすすめです!
④鏡のウロコが落とせる
4つ目は、鏡のウロコです!ダントツで落ちるのが早い!
過去、様々な洗剤や道具を使って頑固な鏡の水垢を落としてきました。その中で短時間でウロコを落とせたのは多目的クレンザーです。
感動するほど、早く落ちた!
擦る道具はゴム手袋です! 擦る前に鏡の水滴を拭きましょう。
スポンジだとクレンザーを吸ってしまい研磨力が少なくなります
一番汚れていた下部のみを4分ほど擦りました。なんとほとんどの水垢が落ちてました!!
これまで何十分も鏡を擦ってキレイにしてきたのに、あの時間はなんだったんだぁぁ!と取り乱すほど、感動しました。
After
・最初は手持ちの洗剤で石けんカスを流しましょう。水垢だけが鏡にある状態にしておくと早くキレイになります
・擦る道具はゴム手袋!軍手でもよいですが、ゴム手袋で十分落ちます
・優しくクルクル擦りましょう
⑤キッチン台の酸焼けが落とせる
5つ目は、キッチン台のステンレス焼けの痕です。キッチン台って長く使用するほど、どんなに擦っても落ちない謎の汚れが出現しますよね?(わが家だけ?)
長年悩ませれてきたので、思い切って多目的クレンザーを使用したところピカピカになりました!
汚れが落ちるまでに、様々な道具や方法を試してきました。そこで発見した注意点がいくつかあります。またピカピカにしたあとも1つやっていただきたい工程もご紹介します。
↑酸焼けと思われる箇所。マジでなにしても落ちなかったです…
[jin_icon_number1circle]スポンジに少量の多目的クレンザーと水をつけて擦る
スポンジを濡らすことが大きなポイント!
画像のようにスポンジの表面が白くなる程度のクレンザーの量にしておきます。擦る際に泡立っていればOK!
キッチン台のステンレスは意外と簡単に削れます!そのため水を含ませて軽く擦ることが超重要です。
After
ちなみに、水を含まず大粒の多目的クレンザーを取り擦った末路はこちら↓
擦ったところが黒くなった!しかも取れない!
こうならないためにも、水を含ませ多目的クレンザーは少量付けて擦りましょう。
そして、キッチン台のステンレスを削ることになるため他にも2つ問題が発生します。
①擦った箇所がキレイになった分、そこだけ目立つ
②擦った箇所の撥水加工がなくなり汚れやすくなる
①の擦ったところだけ目立つは↓の画像をみていただければ一目瞭然
〇で囲まれたところは多目的クレンザーと水で擦ったところです。擦っていないアラが目立つことがわかると思います。
では、どうするのか。もうキッチン台全体も同じ要領で擦ってキレイにしてします!です。見違えるほどキレイになりますよ!
ただ、②の撥水力が低下するのは無視できないですよね。以前よりも汚れがつきやすく目立つようになりました。
そのため、キッチン台のコーティングをおすすめします。
わが家は、ステンレス専用のコーティング剤でコーティング作業をしました。
やはり効果バツグン!ピカピカ&汚れにくくなり一安心!
時間はかかりますが、見違えるほどキッチン台はキレイになりますよ!
・やわらかいスポンジに少量のクレンザーと水を含ませて擦る
・擦った箇所だけキレイになるので、逆にそこだけ目立つ可能性あり
・全体を擦った場合、コーティング剤を塗るのをおすすめします
多目的クレンザーで落とせる汚れまとめ
多目的クレンザーで数々の汚れを落としてきた私がおすすめする汚れは5つ!
①玄関のもらいサビが落とせる
②フライパンや鍋の底の焦げが落とせる
③コンロや五徳の焦げが落とせる
④鏡のウロコが落とせる
⑤キッチン台の酸焼けが落とせる
私のように失敗しないために、それぞれに適した方法と注意点をお伝えしました。
ぜひ、あなたのお掃除に役立ててください!